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大学は、教育研究及び社会貢献活動を通じ、社会の進展に貢献することを使命とする。大学は学問の府であり、研究活動を活発に行い、人類の知的財産の充実と経済社会の進展に貢献しなければならない。教員が研究活動を積極的に行うことは、学生に対する教育を常に刷新していくためにも不可欠である。青森大学は、設立当初から教員の研究環境の充実に努めてきた。
平成7年4月に設立された。青森大学付属総合研究所は、昭和43年度設立の青森大学附属産業研究所をはじめ、その後順次設立され、活動を続けていた同地域問題研究所、同雪国環境研究所、同考古学研究所、同学際情報研究所を統括し、研究所相互間の連絡、調整を行い、調査研究の向上を図るとともに、各研究所が有する固有の専門性を学際的に結集させて一層の研究進展を図ることを目的としていた。
以後、各研究所の連絡調整を図るとともに、毎年、研究会を開催し、また、機関紙「研究年報」を年1回刊行してきた。
平成22年3月に、青森大学付属総合研究所以外の研究所は廃止され、4月から、付属総合研究所の研究班に組織された。
平成25年4月からは、青森大学付属総合研究所は、産業研究班、地域問題研究班、学際情報研究班及び文化・環境研究班により組織されている。青森大学付属総合研究所は、人文科学、社会科学及び自然科学にわたる総合的又は学際的な研究を行い、あわせて総合研究所に置かれた各研究班の機能を統括することを使命としている。
平成26年3月、研究年報を復刊し、誌名を改め、継続することとし、「青森大学付属総合研究所紀要」を発行することとした。「青森大学付属総合研究所紀要」は、本学としては、発刊を続けている「青森大学研究紀要」に加え、新たな研究成果の発表の機会となるものであり、本学の研究活動の活性化と学問の進展に資することを期している。
平成24年度から、青森大学は、「青森大学ルネッサンス」を掲げ、「地域とともに生きる大学」として、地域貢献活動の充実強化を進め、さらに、「学生中心の大学」として、学生の主体的能力を引き出すことができるよう、教育改革を進めている。このような改革のためにも、研究活動の充実は必須であり、科学研究費等外部資金の確保等の努力を続けている。
青森大学付属総合研究所の活動は、これら地域貢献活動や教育改革を積極的に進め、また、支援するための重要な役割を担う必要がある。そこで、平成26年3月、青森大学付属総合研究所の研究発表会を行ったところであり、このような活動をさらに充実強化していくこととしている。
・研究発表会・公開講座・シンポジウムの開催
・青森大学付属総合研究所紀要の発行
青森大学
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