青森ねぶたSDGsプロジェクト背景
青森ねぶた祭り山車所有の全22団体(2019年)が出陣する中で入賞するのはわずか5団体であり、内4団体は1年間「ねぶたの家ワラッセ」に保管・展示されています。出陣している青森山田学園も例外ではなく、残りの18団体の大半は保管コストなどの削減のため廃棄せざるを得ない状況にあります。制作費用1,000~2,000万円(団体により異なる)、制作に半年も費やしたものが廃棄されるのは大変勿体なく、青森市の大きな課題となっています。
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ねぶたをアップサイクルした商品開発に取り組んでいます。右の写真が「青森ねぶたうちわ」です。青森山田学園をはじめ、4団体から協力を得て実施しました。
また、青森山田高校特進コース1・2年の生徒60名を対象に、ねぶた和紙をアップサイクルした団扇やポチ袋の作成を授業の一環として取り組みました。そして、生徒とともに廃棄物問題や、廃棄されるねぶたの利活用について考えました。
本プロジェクトは青森の廃棄物問題・環境保全の普及啓発活動としても効果が見込めます。また、ねぶた祭りの更なる発展のため微力ながら貢献できたらと考えております。今後は廃棄木材の利活用についても検討したいと思います。
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うちわ販売ページ
「AOMORI BASE」
https://aomoribase.base.shop/
![](https://www.aomori-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2021/06/SDGs8-300x300.png)
![](https://www.aomori-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2021/06/SDGs12-300x300.png)
![](https://www.aomori-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2021/06/SDGs17-300x300.png)
8.働きがいも経済成長も
12.つくる責任 つかう責任
17.パートナーシップで目標を達成しよう
青森山田学園ねぶた実行委員会代表
松谷潤一
青森大学付属総合研究所
観光文化研究センター(兼)
SDGs研究センター
研究員(兼)事務員
喜來大智
松谷潤一
青森大学付属総合研究所
観光文化研究センター(兼)
SDGs研究センター
研究員(兼)事務員
喜來大智