社会福祉コース 卒業生インタビュー【第2回】

社会福祉コースの在学生が、卒業生に対して社会福祉の仕事や在学時代の思い出などをインタビューしました。

【卒業生インタビュー】
卒業生 :社会福祉法人青森県社会福祉協議会
髙松侑也さん(令和2年度卒)

インタビュアー :稲葉 笙さん(社会福祉コース3年)

①今は、どんなお仕事をなさっているのですか?
生活困窮者の支援をしています。相談に来た方の生活の立て直しに向けた制度利用や関係機関との連絡調整などが主な仕事内容です。困っている方と一緒に、次の生活にむかって取り組んでいます。

②現在の仕事のやりがいを教えてください。
私たちは、普段普通に生活していても、自分のことを他人に話すのは抵抗があります。それを相談に来てくれた方は、全く知らない人(支援者)に自分のことを話し、相談するという勇気をもった行動をしてくれています。その人の人生のターニングポイントに一緒にいる、一緒にやっていくことで、一歩踏み出した姿をみることに、この仕事のやりがいを感じています。自分は今の仕事を、ずっと続けていきたいと思っています。

③気分転換(ストレス発散)の方法はどんなことですか?
今のストレス発散方法は、12月に生まれた子どもと遊ぶことです。とてもかわいいです。

④大学時代の思い出を教えてください。
先生たちと、密接な時間を過ごしたこと、研究室で色々な話をしたことが思い出です。私はサークルには入っていなかった(授業に出るだけで必死で(笑))のですが、先生方の研究室に行って、話をしながら関係を作りました。その中で就職のアドバイスをもらったりもしましたね。私は社会福祉の資格を取りたかったので、友人との時間も大切にしましたが、先生からの客観的なアドバイスをもらう時間も大切にしていました。
私は、学生時代から施設ではなく、地域のなかに入っていく活動がしたかった。学生が自分で「こういうことをやりたい」ということを言わなければ、先生方もその意志にそった道筋を作れない。そういう意味で、今の自分の仕事は先生の仕事と似ているかもしれません。

⑤後輩にメッセージをお願いします。
授業は授業、それは基本。単位はしっかり取りましょう。その他に地元の福祉関係の人にも学生の頃からどんどんつながっていったほうがいい。それから、先生ともたくさん話し、自分の強み、どんなことに適性があるか、相談しながら考えるといいと思います。頑張りましょう。

右:卒業生の髙松さん
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